そもそも13トリソミーの子どもたちは、どんな子なの?

13トリソミーは、パトー症候群とも言われ、出生約10,000人当たり1例の頻度で発生し,約80%が完全な13トリソミー(フルトリソミー)とされています。遺伝の影響はほとんどないとされており、誰にでも13トリソミーの胎児を授かる可能性があります。

人の染色体は1~22まで2対の遺伝子と1つの性染色体を持っていますが、13トリソミーは、その13番目の染色体に過剰な1本があり3本となっています。そのため、身体的な疾患(脳や心臓に異常があるケースが多い)や成長遅滞、重度の知的障がいを持って生まれてきます。また13トリソミーの胎児は残念ながら自然流産してしまう可能性が高く、出生後でもお誕生日を迎える確率は1割と書かれているものも存在します



最近は医療の進歩もあり、継続的な治療や外科的手術を行ってもらえる事例も増えてきました
そのため、お家に帰ってから在宅医療などを導入したり、地域のサポートにより安定して暮らしている方も複数います。療育園や学校へ通っている子も増えてきました

症候群といわれるため、個人差が大きいのですが、
経口でお食事を食べたり、好きなところまではって移動したりパパやママと一緒に飛行機に乗って旅行をしたり、大好きなおもちゃが決まっていたり…1人1人にそれぞれの生活と人生があります

お顔も似ているところがあるかもね!
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