写真展にご出展頂いた

たいちゃんママよりお便りが届きましたので紹介させてください


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タイトル『写真展に出展しました』

こちらについて投稿したいと思います。

 

その前に息子について紹介をさせてください。

 

名前(ニックネーム)は『たいちゃん』

13トリソミー(フルトリソミー)で我が家にやってきました。

 

妊娠中はお腹をよく蹴る元気っ子。

しゃっくりもよくして「横隔膜が発達してるのね~」なんて悠長に構えていた妊娠後期。

臨月まで何の問題も指摘されず、出産予定日2週間程前に口唇裂の診断を受けました。

 

口唇裂の診断を受け「他に障害はないんでしょうか?」と尋ねる母に「医者が2人も3人も(こちらの医院で3人の医師に診察を受けました)診てるんだから大丈夫。うちでも産めるし大学病院も紹介出来るけどもういつ産まれてもいい時期だからね~」と安心させようとして言ったのか…どうだったのか…

(出産後、実際には心臓3ヵ所の穴や手足のお指が6本や他にも色々と…どこ診てたのだろうと思います)

 

そんな院長の言葉を信じて予定通り通っていた産婦人科で出産することを選択した私。

市内では人気の産婦人科。友人も多くこちらで出産を経験しておりそれだけで何となく優秀な病院なんだと安心感を持っていました。

 

当時は本当に無知で危機感の無い母親だったと思います。

 

出産予定日の1週間前に破水し、産婦人科に入院することになりました。

 

そこから分娩監視装置を付け、お薬の名前は忘れてしまいましたが11 間おきに6回の錠剤の内服で陣痛促進が始まりました。

が、そこからなかなか順調に子宮口が開きません。

 

羊水混濁も破水数日後からあり不安を訴えても「まだ大丈夫。色をみれば分かりますから。」と言われる。

「点滴等でもっと促進を進めてもらえないんですか?」と訴えても「赤ちゃんが出る準備が出来ていないのに強い促進剤を使うと負担がかかる」とかなんとか…

そんなことを言われそれ以上の陣痛促進を進められることはありませんでした。

 

破水から5日目の朝。

院長もこの日は赤ちゃんを取り上げるつもりだったようで、いつもより詳しく内診していました。

 

そして院長の言葉に唖然としました。

 

「赤ちゃんが『半屈位』で普通分娩は危険なので緊急帝王切開します!!」

 

あれよあれよという間に緊急帝王切開の準備が進められます。

 

私はというと5日間に亘る陣痛の痛み、疲労、不安から分娩台の上で激しい震えが止まりませんでした。

たいちゃんがお腹から取り上げられた時の記憶はありません。

気を失ったのか…もしかしたら眠らされたのかもしれません。

 

産まれてからのたいちゃんは自発呼吸困難ですぐに救急搬送されました。

 

その後帝王切開術を受けた私は、1週間1人で産婦人科に入院しなければなりませんでした。

その時の記憶は曖昧で、一番辛い思い出です。

 

たいちゃんが大学病院に搬送された後、NICUGCU、一般病棟(母子入院)での9ヵ月の入院を経て在宅生活に入り今に至ります。

 

たまに入院することもありますが、現在29ヵ月、療育園にも通い元気に成長してくれています。

 

一般的に13トリソミーで生まれてくること自体が奇跡と言われます。

そんな中たいちゃんは破水から5日間、お腹の中で懸命に頑張って生まれてきてくれて、今もこうして私に母親としての時間を与えてくれています。

私が彼を守っているようで、実は生まれた時から彼の強さや逞しさに私が支えられている日々なんです。

辛い辛い出産のエピソードについては今でも思うことは沢山あります。

出産に対し無知だった自分を悔やみました。

人気の産婦人科だからといって自分にあっているかは分かりません。

建物がキレイで食事が美味しく先生も優しい評判は、トラブルが無い前提で良い病院というの話に過ぎませんでした。

後から思えば人気がゆえに患者は多く、エコーにかける時間は短かった。

複数の産婦人科医が外来に出ていて主治医という制度ではなく、予約が取れた曜日や時間に合わせ診察を受けていた為、誰がきちんと責任をもって診てくれていたのか?という疑念が残ります。


話が長くなりましたが、たいちゃんを紹介する上で、この出産エピソードは省くことが出来ないと思い書かせて頂きました。

こんな信じられない出産があるんだ…と

良い病院ってどんな病院なんだろう…と

これを読んだ、どなたかへのメッセージになればと思います。

 

 

さてさて、写真展に出展した4枚のお写真について少し解説させてください。


 

11ヵ月の頃、口唇裂を閉じる前の写真です。

STさんと経口の練習を始めたころ…この必死な感じがたまらない!


111ヵ月の頃、療育園の園庭でプールに入りました。

水着を買ってあげる日がくるなんて…

浮き輪をする日がくるなんて…

一つ一つが嬉しい成長です。


22ヵ月の頃、2歳の誕生日記念に写真館で撮影して頂きました。

柔らかな笑顔がお気に入りの一枚です。


26ヵ月の頃、吸入は自分で持って行います。

吸入口を噛み噛みするのが好きなんです()

 

 

この子を産んだ時、短命という言葉に囚われ絶望し落ち込みました。

情報の少なさに不安になりました。

 

そんな中で出会ったのが13トリソミーのママやパパが書いているブログでした。

ブログの中の子供達の成長に勇気を貰い、希望を持ちました。

 

沢山の試練を親子で乗り越えてきたからこそ、愛情いっぱいで自慢の子供達なんです。

 

 

最後になりますが、写真展を開催してくださったジュノママさんを始め、それに関わってくださったママさん方へ深く御礼申し上げます。

私に何が出来るか分からないけど、これからも子供たちのことを知って頂く為の活動お手伝いさせてくだい。


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たいちゃんママ

お便りありがとうございます

赤ちゃんだった可愛いたいちゃんから 少しお兄さんになって男前のたいちゃん 成長していくたいちゃんの写真を撮るママの幸せで素敵なお顔が目に浮かびます

最後に心強いお言葉も

皆さんで一緒に出来るところから始めていきましょう‼︎どうぞよろしくお願いします‼︎


(ヘンリーママ)